何が変わったのか
住宅ローン控除の適用期限は2030年12月31日まで5年間延長されました。あわせて、省エネ基準に適合する中古住宅については、控除期間が10年から13年に延び、借入限度額も最大3,000万円から最大4,500万円へと拡大されています。単純計算での最大控除額は、これまでの210万円程度から400万円超へとほぼ倍増した形です。中古住宅は「新築より控除が少ない」というイメージを持たれている方も多いのですが、条件を満たせば新築とあまり変わらない水準の控除を受けられるようになりました。
対象になる中古住宅の条件
優遇の対象となるのは、省エネ性能を証明できる中古住宅です。具体的には省エネ性能を示す証明書の取得が必要になります。また、これまでどおり「1982年(昭和57年)以降に建築された住宅」または「新耐震基準への適合が確認できる住宅」であることが前提となる点は変わりません。糟屋郡内でも旧耐震の建物は珍しくありませんので、購入を検討される際は、まず建築時期と耐震基準の確認から始めることをおすすめします。旧耐震・新耐震の見分け方については「うちの実家、耐震基準は大丈夫?」のコラムもあわせてご参照ください。
子育て世帯・若者夫婦世帯はさらに優遇
19歳未満のお子さんがいる「子育て世帯」や、夫婦のいずれかが40歳未満の「若者夫婦世帯」については、借入限度額がさらに上乗せされる措置も継続されています。これから住み替えやマイホーム購入を考えるご家庭にとっては、追い風になる改正といえそうです。
申告・購入時の注意点
控除を受けるには、購入後の確定申告(会社員の方は初年度のみ)と、省エネ性能を証明する書類の準備が必要です。物件によっては証明書の取得に時間や費用がかかる場合もあるため、購入を決める前に不動産会社や工務店に確認しておくと安心です。制度の詳細な要件や手続きについては、税務署や自治体の窓口、税理士など専門家にも改めてご確認いただくことをおすすめします。制度の基本的な考え方は「住宅ローン控除の基礎知識」、中古住宅購入全般の注意点は「糟屋郡で中古住宅を購入するときの注意点と基礎知識」もご覧ください。
まとめ
2026年度の税制改正で、省エネ性能のある中古住宅の住宅ローン控除は控除期間・借入限度額ともに大きく拡充されました。中古住宅は選択肢から外れがちだった方も、この機会に候補として見直してみる価値がありそうです。
糟屋郡での住宅購入・住み替えのご相談は、oota不動産のかんたん無料査定やお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。物件ごとの省エネ性能や控除の適用可否についても、一緒に確認させていただきます。