これまでは「50㎡以上」が原則でした

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)には、対象となる住宅の床面積要件があります。これまでの原則は「50㎡以上」で、40㎡台のコンパクトな住宅は、合計所得金額1,000万円以下の方に限り、新築住宅だけ例外的に対象となる仕組みでした。単身世帯やご夫婦二人暮らしで、あえて小ぶりな住まいを選んだ方の中には、「控除が使えないなら、もう少し広い中古物件にしよう」と検討し直したケースも少なくなかったようです。制度の基本的な考え方は「住宅ローン控除の基礎知識」もあわせてご参照ください。

2026年から、中古住宅にも40㎡以上への緩和が適用に

令和8年度(2026年)の税制改正で、令和8年1月1日以降に入居する場合から、この40㎡以上への緩和措置が既存住宅(中古住宅)にも広がりました。世帯構成の変化に対応し、幅広い住まいの選択肢を後押しする狙いとされています。志免町をはじめ糟屋郡でも、単身の方やご夫婦二人暮らしの方が、コンパクトな中古マンションや小さめの一戸建てを選びやすくなる制度といえそうです。中古住宅の控除拡充全体については「中古住宅の住宅ローン控除、新築より有利になった?」もあわせてご参照ください。

誰でも40㎡でよいわけではない点に注意

一方で、次のような場合は引き続き50㎡以上が必要とされていますので、購入前の確認が欠かせません。

  • 合計所得金額が1,000万円を超える方
  • 子育て世帯・若者夫婦世帯への上乗せ措置を利用する方

また、省エネ性能や耐震性能など、床面積以外にも要件が別途あります。物件ごとに適用条件の当てはまり方が異なりますので、契約前に不動産会社や税務署、税理士など専門家・自治体窓口にご確認いただくと安心です。中古住宅購入時の他の注意点については「糟屋郡で中古住宅を購入するときの注意点と基礎知識」もご覧ください。

まとめ

中古住宅の床面積要件が緩和されたことで、これまで住宅ローン控除の対象外だったコンパクトな住まいも、選択肢に入りやすくなりました。ただし所得制限など条件もあるため、「うちの場合はどうなるのか」を早めに確認しておくことをおすすめします。

糟屋郡で中古マンションや戸建てのご購入・お住み替えをお考えの方は、当社の無料査定やご相談も承っておりますので、お気軽にお声がけください。